WandeR:Automata [クロスカブ日本一周準備中]

ひとりの旅人と、擬人化されたバイクたちの、流浪のログ

北海道ツーリング回想記9 『アイヌ』



バイク預けてて連休でやること無いから記事が進む進む・・・orz

道内9日目の回想、始めます。




この日も朝5時過ぎに起床。

ライハ「ふくだめろん」はこれまでの少人数ドミトリーと違って、大部屋に入れるだけ入って寝る感じなので、起きると何人かが既にごそごそしてました。

『エンジンをかけるのは7時以降』が一般的マナーですが(家屋の無い所まで押しても良いけど)、この日は準備を終えても時間が余りました。


整備君は屈斜路湖に行くらしく、往く方角が違う為、名残惜しいけれどここでお別れ。



ツーリング計画ではトラブル発生を前提にしていたので、ここ富良野付近でツーリングは終了し、港に戻るはずでした。

しかし雨に降られまくったとは言えトラブルは無かったので、2日分の空きが出来てしまい、この日からはノープラン。

北も東も行ったから西に行ってみよう、という単純な考えで、目的地は支笏湖に設定しました。


より大きな地図で 日本列島走破地図 を表示


計画の段階で少し余裕を取りすぎましたね。雨が億劫で長距離を走れなかったのも良くありませんでした。

初の北海道だったから慎重になりすぎたねー。


とにかくルートを決めたあとは、まずはふくだめろんの近くにある『ファーム富田』へ。








ラベンダーだけでなく、様々な花が咲いていて、華やかですね。

この農場は100年ほど前に開墾され、ラベンダー栽培の功労者としてフランスに認められたこともあるそうです。

有名な農場だけあってすごい歴史だね。花を愛でるならここで事足りるんじゃないかな。

おふくろのためにドライフラワー買って郵送しておきました。



従業員用の原付もラベンダー仕様だった!



花にそこまで興味も無いので早々に農場を出発。




数日前に通った道を南下して、前は停まらなかったアイヌ文化博物館へ。



と言ってもアイヌの歴史が知りたかったわけではなく、アイヌ工芸のお土産が欲しかっただけなので、すぐ横の工芸展で物色。




アイヌ紋様のスカーフをゲット!

自分のハンドルネームでもある「フクロウ(Owl)」が、アイヌでは信仰の対象になってるのは奇遇だったけど、良いものが買えました^^





アイヌではフクロウは知恵の神とされ、伝承ではフクロウが神々誕生のきっかけになることが多いそうです。

それなのにオーナーはこんなヒトですからね、神様に申し訳が立ちません!

悪かったね、こんなんで。


話変わるけど、お土産買ってる時にバイク乗りのおっさんがやってきたので話しかけてみると、やたらフレンドリーで明るかった。




通報していいですか。

いろいろ飛躍しすぎじゃない?!

確かに変なポーズして謎の笑みでカメラ目線すぎてメタボだけど・・・おっさんに罪は無い!



話を聞くと、小樽に新しく出来たライダーハウスの管理人と仲が良いらしく「○○(オッサンの名)って言ってもらえばわかるから!」とか「宣伝してくれる?」とか矢継ぎ早に話された。



ちょっとあそこまでテンション高いオッサンは人生で初めて見たなあw



マスツーしたら何処に連れていかれるかわからないので、おっさんと分かれて、すぐ近くの別の工芸展へw




さっきは自分用のお土産を買ったので、ここでは妹と弟のために店のおばちゃんと相談しつつストラップを買いました。


すると、店のおばちゃんが「紅茶でも飲んでいきませんか?」と言うので、お邪魔させてもらうことに。

店の奥は工芸職人の仕事場でした。すごい所に招待されてしまった・・・!






紅茶でまったりしながら話を聞くと、おばちゃんはこの店の工芸品を作ってる旦那さんの奥さんで、今は息子も自立して遠くで暮らしてるらしかった。

今は旦那さんも仕事で出ていて退屈らしい。

本州の百貨店に売りに出張することもあるとか、この辺りも祭りになると賑やかになるとか、色々話をしたなぁ。


というか見ず知らずの旅人をこんなプライベートな空間に入れて良いんだろうかと慄いてたから、あまり話おぼえてないw


人があまり来なくて寂しいのでしょうね。招待された時のオーナーはちょっと挙動不審でしたが。

北海道で出会う人は、素でサービスしてくるから、こっちがビビることが多いんだよねー。


ともあれ、紅茶をごちそうになり、店を出ました。何だかんだで良いおばちゃんだった。



駐車場に停めてあるついでに昼ごはんも食べようと、道路を挟んだ反対側にあるアイヌ料理店へ。




献立の一番右にあるコタンラーメンを注文。





ラーメンを待つ間、店のおばちゃんが「トマト、食べるかい?」と言うのでもらいました。だから素でサービスは驚くってw






そして来ましたコタンラーメン!コタンってのはアイヌ語で「集落」って意味だったかな。



ギョウジャニンニクの香りが食欲をそそるし鹿肉も柔らかくて、とてもうまい!


アイヌ語では「キトピロ」と呼ばれるギョウジャニンニクは、修験道の行者が食べると滋養がつきすぎて修行にならないと言われた故の命名らしいです。

鹿肉は鉄分が多く低脂肪なので、非常に健康的なラーメンと言えますが、味はどうでしたか。

アイヌ料理では無いけど、美味しければ良し!

とか思ってたら「良かったらどうぞ?」とご飯が追加されましたw



ただの白米じゃないのはわかるけど何の雑穀だろ?と思いつつもとにかく食った!


「いなきび」というキビの一種で、北海道ではジンギスカンと一緒によく食べる雑穀ご飯らしいですよ。

もっちりしているのが特徴だそうです。

おいしかったけど、ラーメンの量がちょっと多かったかなw



腹八分目を軽く超える量をおさめたあと、数日前に通った道を戻って苫小牧港も通り過ぎ、R276から支笏湖へ。


支笏湖はカルデラ湖だけど、スケールの大きい摩周湖を見た後なので、感動はしなかったなあ。

泊まる宿は日本初のユースホステルである「支笏湖ユースホステル」。





こっちが泊まれる別館。




1950年、昭和35年に建てられたものですが、老朽化が進み、現在は別館での利用になっていましたね。

あの三角屋根に泊まりたかったけど仕方ない。

ユースホステル業界も経営が厳しいから、泊まれるだけでも助かるというものです。



ひとまず受付だけ済ませ、支笏湖の外周を走りました。




この日は雨は降らなかったけど晴れることはなくてやっぱり残念。


支笏湖の近くにある北海道三大秘湖の一つ「オコタンペ湖」も、落石のせいで見に行くことはできず・・・。




仕方ないので支笏湖外周を走ったり、停まってv(・∀・)yaeh!したり、話したり。









今思うとちょっと遠くまで脚を伸ばせば良かった。

さすがに9日目にもなると気づかない疲労が溜まって走る気力が起きなかったのもかも。





コンビニでご飯買ってユスホに帰還。ライダーがもう一人いるようでしたが、ドミトリーではないのでとても暇でしたw









↑の女性用の流し場というか洗濯スペースだったと入ってから気づきましたw


相変わらず、よく平気でそんなこと言えますよね。

誰もいないからホントにわからなかったw 男性用は部屋の反対側の遠い所にあったんだよ。


とにかく時間だけはあったから洗濯したり、風呂入ったり、かなり久しぶりにテレビ見たり、明日の予定考えたりしてたなァ。

あと、1週間ぶりのお布団の破壊力はすごかったw




にしても、やっぱり1日の最後が旅人と話しながら終わらないと、なんだか寂しかったな。



この時点で北海道に居られるのは残り2日。旅の終わりが近づくのを寂しく思いながら、眠りについたのでした。


実質、丸1日走れるのはこの翌日のみで、11日目はフェリーに乗らねばなりません。

北海道ツーリング回想記、だんだんと終わりが見えてきました。もうしばらくお付き合い下さいませ。

[ 2014/03/12 19:05 ] ツーリング 北海道 | TB(-) | CM(0)

北海道ツーリング回想記8 『富良野に戻ったらメロン』




8日目の回想でーす。


安定の6時起き。台所があるので色々便利でした。

起床は早いんだけど、この日も準備してるうちに皆に追いつかれていく。

Pitさんの駐車場にはバイクが押しこんであるので順番に出さないといけません。





ここで同部屋だったペケJ君とはお別れ。バイク修理用のパーツが届いたら出発するらしい。さいなら~。




道内ずっと何のトラブルも起こさなかった私は偉いですよね。

アヴェンさんは偉いよ! まぁ、帰ってからエンジントラブル起こしたけどねw

何か言いましたか?

言ってません。



この日も日程の余裕があるので、士幌から西へ進むことだけ考えて、この時はまだ宿は決めてませんでした。





Pitさんを出発し、西へ進む前に、士幌の北にあるナイタイ高原牧場へ。

霧の猛攻は続いていた!(アルペジオではない



日本一の牧場が見えない!悔しすぎる!


意味も無く走るぞちくしょうぉおッ・゚・; ・゚・(つД`)・゚ウワァアアアン






タンデムツーリングしてる親子ライダーが現れて話しましたが、天気のせいでお互いテンションがどうにも上がりませんw

悲しき風景たちをご覧下さい。




謎のモニュメント。



レストハウス。





何か、ブオオオオって音がするので遠くを眺めてみたら、バギー?で牛追いやってました。




バイクで牛追いする牧場もあるのですが、今回は見れませんでしたね。

開陽台とか屈斜路湖の南にあるらしいけどね。


雨が降ってきたのでさっさと牧場を降りた。あんな景色、何の未練も無いわ!



牧場の近く、道の駅「うりまく」でお昼休憩。







ばん馬大会が行われることもあって、乗馬コース併設で乗馬体験もできる場所だけど、雨のせいで何もできませんでしたとさー。

牧場とか馬とか『銀の匙』を彷彿とさせるなぁ~、御影ちゃん可愛いですよねw





昼飯に、オショロコマそば。あの神秘的な神の子池に居たので、どんな味か確かめてみたわけですが、味は特に普通のイワナな気がする。



味は普通だけど温まったので少し元気出ました。





ずっと続く悪天候でストレス溜まりすぎて、暴挙に出ました(゚∀゚)





日に日にオーナー壊れていきますよね。

写真撮ってくれた道の駅のおばちゃんありがとうw



休憩を終えて、西走。宿は未定のままひとまず富良野方面へ。


途中の狩勝峠までは雨だったけど、峠を越えて下りに転じるとどんどん雲はなくなっていきました!

かなやま湖まで来ると雨の降る気配は無くなり、テンションは急上昇!

荒んだ心を休ませたくなって、かなやま湖にある『湖畔園』で停車。





マップルに「穴場のラベンダースポット」と書いてあった。紫色は好きな色~。










駐車場で話し合ってたおっさん二人の会話では、例年より出来は悪いそうです。十分、綺麗だと思うけどね。


びしょ濡れのレインウェアを芝生に広げて乾かしながら、長イスに座って風景をのんびり眺めてました。




のほほん。


何もすることが無い贅沢な時間。普段は暇だとネット見たりゲームしたりしてしまいますが、こういう時間も良いものです。

眠たくなってきますw



これから向かう場所は未定でしたが、天気予報によると、走ってきた道東の天気が悪いようでした。

西は雲が少なく雨も降らなそうなので数日前も走った富良野で一泊することに。

さっそく泊まるライダーハウスに電話して、走り出します。


北海道ではノープランで晴れている方角へと走り続ける風任せな旅ができますね。

旅人の理想像だよね~。



数日前に訪れた富良野をまた走りました。宿が決まったのでこの日のルートはこうなりました。


より大きな地図で 日本列島走破地図 を表示


泊まるのはライハ「ふくだめろん」。農家がライハを経営というか、使ってない小屋を貸し出している感じ。



受付を済ませた後、せっかくなのでメロン買って実家に郵送しておきました。


そのおかげかはわからないけど、メロンの半玉をサービスで貰いましたw





めっちゃ甘―――い!!!



他のお客さんは普通に注文して食べてるのに、ちょっと罪悪感が湧きそうです。

食欲には勝てなかったよ、ごちそうさんでした!


ライダーが使えるのはこの小屋の1階と2階です。



バイクはこの場所に停めるしかないのかな?

1Fは完全に倉庫で、テレビやイスが置いてありライダーたちの談話室として使えるようになってました。

2Fが寝る部屋ですが、階段がややボロいうえに手すりも無いので、荷物を持って昇り降りするのはちょっと怖いです。

1番乗りだったので洗濯ロープに近いコンセント前を確保!



荷下ろししてたら、続々とライダーがやってきたけど友人同士で、話す相手がいない・・・。

と思ったら一人旅で同世代の人が来たので話し相手確保!市バスの整備士やってるらしいので、整備君で。



前日はシャワーだったので湯に浸かりたくて、二人で十勝岳にある温泉『吹上露天の湯』に行くことに。

数日前に富良野で入った温泉は共同浴場でしたが、この日は時間があるのでちゃんとした温泉です!



数日前も通った道を駆け抜けて、山肌にあるワイルドな温泉『吹上露天の湯』に到着!



写真禁止の看板に気付かずに1枚だけ写真撮っちゃいました(・ω<)テヘペロ


風呂は写真右の1つと、隠れて見えない左に1つ。着替える場所はスノコの上に屋根があるだけ。

混浴なので、
 整備君と俺は全裸とタオルのみの裸族スタイルで正面突破!


ところが皆さん水着をお召しになっており、裸族は我々と地元のおっちゃんだけでしたw

ラブコメのようなラッキースケベイベントは簡単には起きないね~、フラグどこなんだ?


そんなものは本州にも沖縄にも存在しません。

北海道ならどっかにフラグあると思うんだけどなぁ。



熱い湯に浸かりながら整備君と話してたら雨がポツポツしてきたので風呂からあがり、山を降りてコンビニで夕飯を調達。街は雨降ってませんでした。

それにしても、『風呂入る→帰る時に降られる』パターンはこれで3度目だよ・・・


ライハに戻ると、泊まるライダーが増えてました。

その中になんとライハ「ぽんと」に泊まってた、刀乗り君がいました!


再会するのはこれで3人目でしたね。世の中狭いものです。

カタナ乗り君も温泉に行くと言って出て行ったから、整備君とずっと話してたけどね。

整備君の話には、とあるライハにヌシがいてあれこれ注意されたとか、エアマットの使い心地はどう?とか。

10時ぐらいにはシュラフに入ったけど、話してないどころか顔を覚えてない人と同じ部屋で寝るのでやや不安。

貴重品は体にくっつけて、野営ナイフを枕の下に忍ばせて寝たのでした。


戦国時代ですか。

大げさな!と思うだろうけどね、心配性だからさ。

一人旅は気楽で楽しいけど、あまり気を緩ませすぎるのは不用心だと思うんだよね、ホモ怖いしw

ナイフで反撃しようとかじゃなくて、冗談じゃなく、お守り代わりで安心するんだよ。



さて、回想はもうすぐ終盤なわけだけど、ほとんど天気悪くて、記事を見てる人に申し訳ないぐらいです・・・

でも次回の9日目は雨に降られることはなかった!


快晴でもありませんでしたけどね。あまり楽しみにせずにお待ち頂くのが当ブログのコツです。

また要らん情報を・・・。
[ 2014/03/09 21:55 ] ツーリング 北海道 | TB(-) | CM(2)

北海道ツーリング回想記7 『雨雲に追いかけられて』



毎度の御訪問ありがとうございます。こんな長文ですみませんw

では、道内7日目の回想を始めます。


ライダーが多いので出発は今までで一番賑やかでした。賑やかと言っても騒がしいとかではなく。

むしろ昨日は暗いし雨だしでバイクを見る余裕がなかった分、バイクをじっくり見たり話したり。



Ninjaで100均で組んだ自作キャリアにホムセン箱を前後に積んでるのは、大型じゃないとできないねえ。

でもアヴェンさんのような低コスト機ならまだしも、高価な大型バイクに安っぽい自作キャリアは不釣り合いな気がした。

昨日話してた燃料携行缶を積んだハーレーも見ました。あれの後ろは走りたくないですw

チャリダー兄さんも長距離重装備で、自転車よりバッグのが重いんじゃないかアレ。





互いに旅の無事を祈り、準備ができた者から今日も北の大地へと次々と走り出していく・・・ロマンだ!


この日のルートはこんなん。



大きな地図で見る



やっぱり朝から雨の予報だったので最初からレインウェア着ました。だからまた距離も短め、つまらんなー。

事故や異常気象など緊急事態に備えて日数に余裕をもたせて計画したので、丸1日走らなくても良いんですが、じっとしてるのも退屈なので発進!

すぐに雨が降り出しました・・・

先に出発したチャリダー兄さんを追い抜く時に、ぶんぶん手を振って抜き去りました。お互い生きて郷に帰ろうとw




朝ごはんはやっぱりセイコーマートでした。

漫画「ばくおん!」のセリフにあったように、北海道ではセイコーマートの手のひらの上からは逃げられないのですw


早朝から走るので、その時間に空いてるのがセイコーマートしかありませんからね。

道の駅は営業時間が短いから、存外使いづらいんだよねえ。



雨の中、屈斜路湖からR243→R391を南下し、釧路湿原の東側を下っていきます。

釧路湿原を眺める展望台はコッタロ、サルボ、サルルン、二本松、細岡の4つぐらい。どれも東にあるのでR391がベスト。

でも雨が酷く眺望は期待できなかったので、2つだけ寄ってみました。



まず、サルルン展望台。



雨でも広大さは微妙に伝わるでしょうかw

ディーゼル機関車ノロッコ号が走る釧網本線が見えるんですが、写真ではわかりづらいですね・・・

この展望台はバイクを駐車場に停めてけっこう登らないといけないので、疲れた・・・。




次が、細岡展望台。





晴れてたらパノラマが広がる絶景なのになァ・・・

たぶんこっちの展望台の方が有名で、バイクで登れるので疲れません。

でもどっちの写真も駄目ですな・・・思い出すだけでも憂鬱になる・・・あ~雨は嫌だ・・・





R391をそのまま南下すると釧路市街に入ります。

ビルや車や人間で賑やかな街は久しぶりだったので、何だか人間らしい文明人に戻ったような気がしましたw

北海道を旅してると、ほとんどバイクの上で1日が終わるどころか、一般的な“社会”から切り離されたような感覚になるんです。



1日の全てを、走る、食べる、話す、写真を撮る、で説明できますからね。

バイクの一部と化してるよねえw



釧路市街に来た目的は、マップルに載ってた海鮮市場『和商市場』の昼メシ。

地下駐車場に停めてレインウェアを脱ぎ、和商市場に入ります。





市場の中は賑やかで、らっしゃいらっしゃい!○○うまいよ~!とおっちゃんおばちゃんが声を快活に張り上げてます。

こんなにたくさんの人間を見るのが久しぶりでしたw



目当ては市場名物の勝手丼!

まず、ご飯の量を選び、丼とトレイをもらいます。

そして、色んな店の間をうろちょろしながら、欲しい具を買って集めて丼に乗っけていきます。

大人が丼を持ってうろうろする面白い光景ですw



うろうろしてたら女性に「ちょっと良いですか?」と声を掛けられて、

まさか姫ライダー?!






旅行会社JTBのアンケート娘でした・・・なんだよーうorz




声を掛けられた→振り向きつつ顔がゆるむ→アンケートだった→顔が素に戻る、の流れが金メダル級でしたね。

一瞬で姫ライダーだと妄想できるオーナーがすごいです。

そんな(ry

褒めてないです。

返事早いね?



まぁ、現実は厳しいよね……記念に1枚撮らせてもらったけどw

アンケートを終わらせてポケットティッシュを貰い、女の子と別れたら・・・やっと昼ごはん!




俺流の勝手丼にわさび醤油をぶっかけて、いざ実食!




うまい!!!としか言えない!


海産物の盛り合わせにワサビ醤油かけただけの丼なので料理としてのおいしさはありませんが、素材そのものが新鮮ぷりぷりでおいしい!

寿司ネタを丼にして食ってるようなもん。


欲しい具をどんどん注文してるうちに、いつのまにか想定以上の出費になるので注意が必要ですw


海産系のお土産を買うならここが良いでしょうね。市場なので種類が豊富。オーナーも会社用に鮭とばを買って、郵送しましたし。

ライハ「クレイジーマッハ」で職人のおっさんにもらった鮭とばがおいしかったので、それに影響されてw


天気が悪くても旨いものが食えればテンションはそこそこ維持できるなぁ、と思いつつ再出発。




釧路市街から太平洋沿いに南へ、浦幌方面へ向かいます。どんどん雨が酷くなってきて、景色どころじゃなかった・・・

でもレインウェア上下だけでなくブーツカバーも付けていたので濡れることは皆無でした。




北海道行った時はハンドルカバーを購入してなくて、ネオプレーン素材のレイングローブだけだったので、いくら防水グローブでも長時間連続の雨には負けて、手だけはびしょ濡れ。

今ではハンドルカバーを併用しているので、手も濡れません。

話が脱線しました。とにかく雨に打たれながら走り続け、浦幌からライハのある帯広に突入。





泊まった宿はライダーハウス&カフェ「Pit」さん。宿泊する建物とは別に喫茶店を経営していて、マップルに写真も載ってる有名なライハです。





ただし場所が帯広市街なので、どこにあるかわかりづらく迷子になって、電話して聞きました。

着くとすでに5台ぐらいのバイクが屋根付きの広い車庫に停めてありました。


受付は喫茶店側で、猫に囲まれながら明るいお姉さんから説明を受けます。

宿泊する建屋は小奇麗なアパートみたいで、トイレはもちろんシャワーや洗濯機、乾燥機、台所、談話スペースまである充実ぶり。






まったりするのは、溜まった洗濯物を洗濯機に突っ込んだり、濡れたレインウェアを干したりしてから!

特にライハで注意するのは洗濯です。

洗濯機や乾燥機は1台しかないうえに順番待ちしてるので、脱水終了時刻を覚えて、みんなが効率良く動けるように行動しましょうね。マナーってもんです。



宿泊するライダーは俺と同じような若者や大学生が多く、そこそこ賑やか。

隣の部屋のバイク乗り達は友人同士らしく楽しそう (´・ω・`)



かく言う俺の同室の相方は、XJR乗りの大学生君(以下ペケ君)。彼と雑談したり、一緒に近くのコンビニに行ったりしてたら夕飯時になりました。

ペケ君はどうやら大学最後を迎えて日本一周中らしかった。でも1日でかなりの距離を走るので、俺のやりたいまったり日本一周とは違う感じ。



このライハでまた偶然発生。2日前、知床の「オシンコシンの滝」の駐車場で話したオフ車乗りの40代ぐらいのおじさんと、再会したのですw

廊下ですれ違いざまに「あれっ?この前会いましたよね?」「あっ・・・あーあーはいはい!」という具合w



屈斜路湖のライダーハウスでもサロマ湖のライダーハウスに泊まってたチャリダーさんと会いましたね?

広い北海道でも走るルートや泊まる宿は似てるので、よく会うのでしょう。

マップル使ってるとその可能性は上がると思うなぁ。載ってる宿や温泉に行く人は多いからね。


そのオフ車おじさんは、同室の若いライダーが仲間と話してばかりで(さっき騒がしかった彼ら?)馬が合わないらしく、「一緒にごはん食べにいきません?」、とご飯に誘ってくれました。

近くのジンギスカン店に行く人もいるらしいけど、せっかくなのでPitさんの喫茶店に移動。

管理人兼喫茶店主さんは気さくで、ライダー達も楽しそうで、ご飯もおいしいし、良い雰囲気でした。ネコがうろちょろしてるので誰かが確保してないといけませんがw





クマさん(ツーリングマップル北海道版撮影者)がどこにいるかとか、話は北海道ツーのネタばかり。

毎年北海道に来てるという猛者もいて、うらやましい。珍しい体験談がぽんぽんと出てくるあたり、こやつ・・・できるッ!(旅人的に

でも俺の素体はアニオタなので賑やかすぎるとついていけませーんw



これが店主のおっさん。ちょっと怖い人系に見えますが気さくな人ですw




有名な六花亭のお菓子くれましたし、連泊する人が多いのも頷ける空間。






そこそこ話したあと部屋に戻ると、ペケJ君が一人で退屈そうにしてたので雑談。ペケ君はリア充ですが、旅の話なら盛り上がれますw

マップルではなく雑誌を見て旅してたので、東海、九州の絶景地や宿を教えてあげたりすると喜んでました。

大学生に戻れたら、絶対日本一周するのに!とちょっと悔しがりつつ就寝、この日の旅を終えたのでした。






思い出して書いてると、良い風景の写真がまったく無い1日だったなぁ・・・文章ばかりになってしまったw



オーナーの頭上に青空がやってくるのはいつなのか、乞う御期待です。
[ 2014/03/06 19:36 ] ツーリング 北海道 | TB(-) | CM(0)

北海道ツーリング回想記6 『霧中行軍とバイク乗りたちの夜』



北海道内6日目の回想を始めまーす。

何度も言うけど、去年の夏のツーリングですからね、今行ったら死にますよw




安定の早朝起床、準備してると、ライハのお姉さんがトーストとコーヒーいれてくれました。

先にチャリダーのオッサンは出発し、自分も職人のオッサンに見送られて出発。さようならオッサン達ッ・・・!





爽やかな朝でしたが、おじさま方が居るのでもっさりした出発でしたね。

エネルギッシュで元気な出発では無かったなあw というか前日の記事から一体何回「おっさん」って書いてるんだ・・・。




この日もガスってて景色は見えないので、絶景には期待せず、早めに宿に行ってゆっくりしようと考えてました。

よってルートはすごく短め。曇ってなければ色々と巡るんですが、最低限の景勝地を周るルートですね。


大きな地図で見る

野付半島から出て街を通り越して西へ走ります。





そして到着した、有名な絶景スポット「開陽台」がこちら!






地球が丸く見えるんじゃなかったのか―――!?


開陽台展望台から眺める、知床連峰。




国後島。




野付半島。




・・・・






まさか景色が見えないのが辛くて泣きたくなるとは思いもしなかったです、はは・・・。

ずっと天気悪いけどここが1番ヘコみました。まさに精神力が“試される大地”、北海道!




不憫すぎて、さすがの私も慰めてあげたくなりました・・・手が無いので不可能ですけれど。

俺、頑張ったよ・・・自然はやはり残酷だ・・・。


バイク乗りが1台やってきましたが、その人も茫然としてましたw

しかし落ち込んでいても状況は変わらないので、次の目的地「神の子池」を目指して気力を奮い立たせます。





池へ行くには開陽台のある道道150から1115へ曲がり、少しわかりにくい林道へ入って走らなければいけません。

大型フルカウルでここを走るのは辛そうなのでニーハンで良かった!




駐車して歩くと、池が見えてきます。水がすごい綺麗だけど意外と地味?とこの時点では思ってました。








しかし、さらに奥まで歩くと見えてきた、神の子池。








ふわぁ・・・、と見た瞬間に溜め息が漏れるほどの美しさでしたw

美瑛近くにあった青い池は人工の結果ですが、こっちは完全100%自然によるもの。木々の緑と水の翠の合作。

3枚目の写真は空の青色が水面に映ってますね。

水面に触れてはいけないような神秘性と触れたら壊れてしまいそうな儚さがある。もし神様がいたら触れるのが恐れ多いというかそんな感じ。



この池は地下水が水源となっているので、流れ出る小川はあっても流入する川は地表には存在しないそうです。

水深は5mで、透明度も5mなので、池の底までクリアに見えていることになりますね。

名前の通り、本当に神様が生み出した池だよね~。

しばらく天気に恵まれなかったけど、これを見て精神力回復しましたw


池にはオショロコマという魚がいました。こんな綺麗な池で泳げるなんて幸せもんだな~お前。





オショロコマは水温に敏感な魚で、絶滅危惧種Ⅱ類に属しますし、ここは閉ざされた河川ですけれどね。


さて、ちょっとコレを出しておきましょうか。 HPゲージ■■■■■■■■■■

そう考えると、綺麗な家だけど自由では無いのか、魚も大変だね。何そのHPゲージって・・・。


綺麗なもん見れて元気になったので、摩周湖をぐるっと回るルートに移行します。







まずは裏摩周湖の展望台。駐車場がもうすでにホワイトアウト。






もう結果はわかってるんだ、でも俺は希望を捨てな(ry





HPゲージ■■□□□□□□□□

オーナーに800のダメージ。

メディーーーック!!!



神の子池で回復した精神力も水の泡ですw

絶景と視界ゼロの差が激しすぎるよ北海道。「霧の摩周湖」とはよく言ったものだなぁ。





裏が駄目なら表だ、ということで一旦摩周湖から離れて摩周湖第一展望台へ向かいました。


途中のモアン山の付近で「牛」を発見。



小山の斜面に「牛」って書いてありますw牛がどうしたんだよと言いたいw










あっさりと摩周湖第一展望台に到着。眺めは悪い。








やっぱり綺麗には見えなかったけど、断崖の小島「カムイシュ島」は見える。



摩周湖は世界2位の透明度を誇るカルデラ湖だそうです。

神秘性と環境保全のため、カルデラ内壁内への立ち入りは研究者であっても厳しく制限されてるようですよ。

中国からの大気汚染とかあるから、厳しすぎるぐらい守って良いと思うね。

実は学芸員資格持ってるので、世界遺産保全の分野もかじったから、ちょっとはわかるよ。





摩周湖から西へ降りていくと、すぐに屈斜路湖沿いを走れます。

この辺りは道北よりずっと街に近いせいか、バイク乗りをたくさん見たねえ。




通り過ぎた屈斜路湖キャンプ場。こういう賑やかなキャンプは好きじゃないし、たまに雨がぽつぽつ降ってたのでこの日もライハに泊まることにしました。





ライハに泊まると決めたものの、時間が有り余ってるので、前日にシャワーも風呂も入れなかったし、温泉を探しました。


かなりわかりにくい場所に面白い温泉が! 屈斜路湖半の「池の湯温泉」です。無料ですよ!









屈斜路湖と直に繋がってるので湖にいつでも出れますw 着替えるのは右にある小屋(扉など無い)で!




あの・・・私には温泉ではなくて、ただの池にしか見えないのですが。

まさにそうだとも。わかりやすく例えるなら「生暖かい池」だよ。


囲いも何も無いしぬるくて体も洗えないし底がヌメヌメするし藻がいっぱい浮いてた!でも温泉なの(白目

あと、意外と人が来ますw


ほら!こんな感じで解放感だけは素晴らしい!







わかりました、つまり・・・死刑になりたいと。

弁明するけど普段はこんなことしませんよ!?

北海道の自由な空気にあてられたというか、それに後ろ向きだし自主規制したし、天気悪くてストレス溜まってたし、水曜どうでしょうみたいな気分になってですね・・・



すんません。





で、まだ夕方でしたが早めに宿でゆっくりする為に、ライハ「ぽんと」さんにお邪魔しました。

湖畔道路沿いにあるし建物もわかりやすいです。公式サイト



レストラン兼業らしく、入るとお洒落でお客さんも居て、汽車や仏壇の和室に泊まってきた俺にとっては眩しすぎたっ。

奥さんと二人で切り盛りしてるらしく、管理人さんは年配の物静かなシェフでした。

北海道で慣れた受付とライハの使い方のレクチャーを受ける間、メシのことしか頭にありませんでしたw



昼を食べてなくて腹ペコだったので、すぐに「鹿肉のエスカロップ」をオーダー!




言わなくてもわかるでしょ、ぅんまいです(゚∀゚)


甘いバターライスの上に、特製デミグラスソースを掛けた鹿肉のソテー。売り切れになることもあるようですよ!


すでにライダーが何人かいて、彼らとちょっと雑談しました。同世代が多かったので夜の雑談が楽しみになりました。





さっきの温泉というか池では藻が浮いてるため綺麗にならなかった(むしろ心が汚れた)ので、暗くなる前にしっかりした温泉に入るべく、荷は部屋においてまた走り出しました。


第一候補、和琴温泉。屈斜路湖の中の和琴半島という小さな半島にあります、が。





通行人から丸見えなので却下! さっきの池の湯のが汚いけどまだ隠れてたw




すぐ近くにキャンプ場がありました。晴れてたら野宿したかったなァ・・・







同じ和琴半島にある温泉をマップルで探して、『三香温泉』に決定!

入浴料はいくらか忘れたけどまぁ安いです。公式サイト


これが脱衣所。冬でも温泉に来る人のためにストーブがありました。薪ストーブなんて珍しいです。





そして温泉内。桶や石鹸が置いてあるしっかりした温泉で、池とは次元が違ったw

源泉かけ流しで、湯の厚さが2段階に分けられていました。



誰も居なかったので、熱々の湯にゆっくりと浸かることができました(*´ω`)




温泉からあがって駐車場に戻ったら雨が降りだしたんだけどねっ(血涙


私を木の下に停めたので、湯冷めが最低限で済んだのがせめてもの救いでしょうか。

小さなことだけど、細かい工夫や気配りをするのが長距離ツーの基本だと、北の大地は教えてくれるぜ・・・。



ライハに戻るとライダーが若干増えてました。

さっき食べたエスカロップがあまりに旨かったので今度は豚肉のエスカロップを食しました。

で、旅人たちと雑談のターン!


この日は若いライダーが多くて賑やかだったしすごく楽しかった^^ 




せっかくなので写真の右から順に紹介してみる。

・エロい大学生君
 混浴の温泉を皆に聞いては「行ってみます!」を連呼してたw

・引退組のPCおっちゃん
 PCで旅の記録してるようでした。超ヒゲ。

・佐川急便シャツぽいおっさん
 アヴェンさんに貼ってあるステッカーを目ざとく見つけ、「ゴッドイーター好きなんだね」と聞いてくれた!

・同世代の連泊くん
 自衛隊に入りたかったとか何とか。北海道慣れしてた。

・同世代のリア充君(下)
 ハーレーのタンク容量が少ないために燃料携行缶を積んでいて、「俺、事故ったら爆発するんだ」と言ってた真のリア充。

・リア充君の友人(上)
 「こいつ(リア充君)のバイク、燃料計壊れてて『今何km走った?今何km走った?』ってうるさいんですよw」と笑ってた。

・俺
 アニオタなのに何故かこの中に溶け込んでるのがシュールw

・唯一の旅チャリダー兄さん
 何と!ツーリングトレインで「駅長室」に泊まっていたらしくアヴェンさんを覚えていて「ツーリングトレインに泊まってませんでした?」で発覚。偶然その2!


北海道ではバイク乗りだけではなく自転車や徒歩などの旅人もみんな仲間ですよね。

個性溢れるメンバーで、バイク乗り特有の話題やネタが満載だったようで何よりです。

話題には事欠かなかったなぁ。

あそこは見た?ここは見た?どんなルート?といったお決まりの話題に始まり。

郵便カブにもヤエーv(・∀・)yaeh!(バイク乗りにピースサイン等すること)しちゃうよね、とか、色んなヤエー技あるよ!とか。

チャリダーにもヤエーしてるけど嬉しい? すぐに通り過ぎちゃうけど応援嬉しいですよ!とか。

夜で雨の中、あとから到着したカタナ乗りの同世代君を皆で労ったりとか。



旅人たちの空間は本当に心地良かった~。



たくさん話し、明日も早いので、最後に写真を撮って、各自部屋に戻った。

当然ドミトリーで、同室はチャリダー兄さんでした。ツーリングトレインの客車のほうはどうだったか気になっていたようで、少し雑談した後に就寝。




この日の景色の絶望感と言ったらなかったですが、1日の締めくくりが楽しい時間で終わると、その日の全てが良かったように思えるので不思議です。

今まで泊まった宿は俺ともう一人だけかライダー以外でしたが、この夜は初めて、「自分と同じように辛い思いしたり綺麗な景色の中を走る旅人はたくさん居るんだ」と実感できたよ。



景色は最悪、出会いは最高の、道内6日目でした!


[ 2014/03/04 18:52 ] ツーリング 北海道 | TB(-) | CM(2)

北海道ツーリング回想記5 『世界遺産知床と珍種のオッサンたち』



北海道ツーリングの回想を完全に放置していたので、書き終えるべくまた書き始めます。

もう去年の夏のことなんですけどね(;´ω`) ほら、四国半周とかあったらから何となく後で書けばいいかなー、と。


言い訳しないで下さい。

もう前回の記事を忘れていると思うのでおさらいしますよ。

前回は道内4日目。稚内のライダーハウスを出発してオホーツク海沿いを南下、サロマ湖近くのライダーハウスで一泊したのでした。

ということで、今回の記事は道内5日目の朝から始まりまーす。


前回も書いたけど、泊まったライハ「ツーリングトレイン」は改造された客車の中で寝れるという面白い宿。




客車内は窓が二重構造なおかげか寒さは感じなかったです。夏だしね。



涼しいしせっかくなので少し公園内を散策してみたけど、線路の上を歩いたのは久しぶりだった。

線路って何か旅っぽい感じがして好きです。



そろそろ出発時間になると、昨晩話し込んだチャリダーのオジ様が見送ってくれました。さようなら~。



この日は知床半島を横断して野付半島のライハに泊まる予定で、この日もオホーツク海に沿って334号線を南へ走る行程。



大きな地図で見る


能取湖。道内に数日いると広すぎる景色に慣れてきてこのぐらいの湖では感動しなくなりますw




そういえば、網走は完全にスルーしましたw 初の北海道だったので監獄より景勝地を優先で(汗



斜網農道のじゃがいも畑。じゃがいもの花が白い絨毯のようだ~。









斜里国道と知床国道の境目からが道内直線シリーズの一つ!


334線を外れて少し走り、振り返ると・・・


走ってきた道が地平線まで続いている!!!






この光景は感動したなぁ、はっきり覚えてます。

走ってきた道を振り返ったからこその感動だと思うので、この道は西から東へ走るのをお勧めします!



何の変哲も無い普通の道でしたが、ただの道でも視点を変えれば絶景になるという証拠ですね。

マップルに載っている「名も無い展望台」からの景色も良いですが、ほんの少しだけ走ったここの景色の方が私は好きです。

展望台だと道の真ん中じゃないからね。観光バスもちゃっかり通るので意外と知られているようだった。




ここから先はもうすぐ知床半島へアクセス。


途中でオシンコシンの滝に寄りました。





駐車場から滝が見えるし人も多く、絶景って感じはまったくしなかったなぁw





知床横断道路に入る前にお腹が減ったので、道の駅「うとろ・シリエトク」の近くにある、飯屋「一休屋」に入ります。




小さいし見つけにくい店なのに、店内は満席で込んでて驚きました。



そして、絶対食べようと決めていた鮭親子丼!!!



うま―――い!!!^^

イクラ大好きなので、宗谷岬で食べたウニよりこっちのが旨かったw




知床連山が見たかったので、知床五湖展望台へ向かいます。

けっこうな急勾配を越えて到着。



さすが有名な景勝地でした、人がたくさん。

五湖全ての散策は引率が必要で有料なので、無料で歩いていける1湖だけ見に行きました。


駐車場から木造の高架道を歩いていきます。天気良いし、景色良いし、最高の散歩^^


さすが世界遺産、美しいッ・・・!



高架木道は熊対策として電圧線が張ってありました。こんな大自然の中ではむしろ人間が異物だけど。


20分ぐらい歩くのでライダーブーツだと辛いです。だんだん1湖が見えてきます!





散策路を最後まで歩くと、湖に映る壮大な知床連山とご対面!




観光客が多いので雰囲気は楽しめないのが残念。

駐車場に戻ると隣にカブ停まってました。




北海道は急坂が少ないので小排気量でも登れるでしょうけれど、それでも大先輩のカブさんには頭が下がります。

北海道だとカブが異常に多いけど、ほんとよく走れるよなあ。


五湖のあるウトロ方面と根室側の羅臼方面を繋ぐ、知床横断道路へ走りだします。



この途中の道路でキタキツネに遭遇しました!


驚きました・・・私の前を走る大型バスが右に避けたので何かあるとは思いましたが、事故らなくて良かったですね。

宗谷丘陵でエゾジカ、この知床でキタキツネに出会えた。あとは・・・ヒグマか!!!


オーナーも一応人間ですから食べられますよね。

い、嫌だなぁ・・・ていうか一応ってなに?


三毛別事件もあったし、熊も生き物なんだから腹が減ればそりゃ人間だって食べるよね。

遠くからなら見たいけど道で遭遇はしたくない!





知床横断道路は標高を上げると、途中に雪が残ってました。万年雪ってやつかな!?




ホントに夏とは思えないぐらい寒かったです。少しだけグリップヒーター起動しましたw


知床峠に到着したけど、何にも見えなかったorz






峠を越えて羅臼側へどんどん降りていきますが、ウトロ側と違って急カーブの連続。しかもどんどん曇ってきてる気が・・・





羅臼まで降りると、334号から335号に切り替わり、知床半島はお終い。根室海峡に沿って南下しました。





この日の最終目的地、「野付半島」に入ります。めちゃくちゃ細い半島で道の両側が海という道!





何も見えない!!!





見事に真っ白でしたね。

北方領土返還を訴える石碑とかありましたが、そもそも海が見えないので感傷に浸れません。

景色の悪さを諦めるのも北海道ツーリングを楽しむ秘訣だとこのとき理解し始めたなー・・・



またカブ、日本一周中らしい! 使いにくいブルーシートにあえてこだわってるんだろうなあw



少しの間乗り手を待ってみたけど現れませんでした。



とにかく野付半島の先端まで行ってみた。



バイクで行けるのはここまでで、この先も散策路が続いていくようです。

紫のノハナショウブと白い濃霧が神秘的な風景を作り出してました。









見通しは最悪なんだけど風景は良いというか、この一瞬だけは濃霧でも良かったかもな・・・と思ってしまったw



そして宿に行くために半島をUターンする・・・





濃霧でも良かったとか前言撤回! さっき通った時より見えないw 

道のシンプルさも相まって、このまま黄泉の国に続いているような不気味さだったなぁ。



飛ばせませんでしたが、宿には無事に着きました。



宿は半島の根本近くにあるライハ「クレイジーマッハ」・・・カワサキかってツッコミたくなるネーミングセンスですw

管理人さんの奥さん?ぽいお姉さんは親切でしたよ~。


で、泊まるのは俺含めて3人。

ヌシと化してきてる地元の屋根職人のオッサンと、チャリダーで貧乏な食事にこだわる変なオッサン、そして契約社員だけど北海道来ちゃったテヘペロな俺でしたw

寝る前にメシということで、物置兼車庫みたいな小屋で3人で食事を準備しました。

俺はコンビニ弁当、職人オッサンは自炊、チャリダーおっさんは自炊貧乏飯(謎

DSCN0985 - コピー2



見事に変人が揃ったということですね。

アヴェンさんて他人にも容赦無いよね。でもチャリダーのおっさんはもう自分で変人って言ってたけどw



色んな話したけど、職人おっさんは屋根葺きのプロらしくて「近くの資料館の屋根直してる」とか言ってて「1年に4回仕事すれば終わり」という稀有な技術持ってるらしかった。実はすごい人?

「これ食いなよ」って鮭とば(鮭の切り身干したやつ)くれました。塩辛くて旨かったです♪酒が欲しかった~


チャリダーのおっさんはやたらテンション高くておしゃべり好きだった。道内4日目のチャリダーおじ様は紳士だったから反動が大きい。

ガスストーブでご飯炊いて何か混ぜて「高い料理よりもねえ、これぐらいで良いんですよう?」とか自慢げに話してた。


北海道を走るライダーは本州よりも平均年齢が低いですが、いい年した方たちも皆楽しそうですよね。

旅は自由だし役職とか世のしがらみとか気にしなくて良くなるから、オッサンも本音で語り合えて楽しいんだよ、きっとw



けっこう長く話した後、寝るんだけど、チャリダーのおっさんは別の部屋で、職人おっさんは自分と同室。間違っても豪華な部屋なんかじゃないただの和室です。

でもその部屋には大きくて豪華な仏壇があって(ライハの管理人はお坊さんらしい)、トイレはやっぱりぼっとんで木酢液で臭い消すやつでした。

オッサンいわく「女の子が泊まるとき、用足したあとに木酢液どうするか聞いてくるんだけど、何か説明しづらいよねェ」とか、「あのお姉さん、ガード堅いんだよ」とか、誰も聞いてないしw


道内5日目は、愉快なオッサンたちと変な空気に包まれて終わったのでした~。


[ 2014/03/02 17:12 ] ツーリング 北海道 | TB(-) | CM(0)