ジャパリパークの旅 [クロスカブで日本一周中]

ひとりの旅人と、擬人化されたバイクたちの、流浪のログ

北海道ツーリング回想記5 『世界遺産知床と珍種のオッサンたち』



北海道ツーリングの回想を完全に放置していたので、書き終えるべくまた書き始めます。

もう去年の夏のことなんですけどね(;´ω`) ほら、四国半周とかあったらから何となく後で書けばいいかなー、と。


言い訳しないで下さい。

もう前回の記事を忘れていると思うのでおさらいしますよ。

前回は道内4日目。稚内のライダーハウスを出発してオホーツク海沿いを南下、サロマ湖近くのライダーハウスで一泊したのでした。

ということで、今回の記事は道内5日目の朝から始まりまーす。


前回も書いたけど、泊まったライハ「ツーリングトレイン」は改造された客車の中で寝れるという面白い宿。




客車内は窓が二重構造なおかげか寒さは感じなかったです。夏だしね。



涼しいしせっかくなので少し公園内を散策してみたけど、線路の上を歩いたのは久しぶりだった。

線路って何か旅っぽい感じがして好きです。



そろそろ出発時間になると、昨晩話し込んだチャリダーのオジ様が見送ってくれました。さようなら~。



この日は知床半島を横断して野付半島のライハに泊まる予定で、この日もオホーツク海に沿って334号線を南へ走る行程。



大きな地図で見る


能取湖。道内に数日いると広すぎる景色に慣れてきてこのぐらいの湖では感動しなくなりますw




そういえば、網走は完全にスルーしましたw 初の北海道だったので監獄より景勝地を優先で(汗



斜網農道のじゃがいも畑。じゃがいもの花が白い絨毯のようだ~。









斜里国道と知床国道の境目からが道内直線シリーズの一つ!


334線を外れて少し走り、振り返ると・・・


走ってきた道が地平線まで続いている!!!






この光景は感動したなぁ、はっきり覚えてます。

走ってきた道を振り返ったからこその感動だと思うので、この道は西から東へ走るのをお勧めします!



何の変哲も無い普通の道でしたが、ただの道でも視点を変えれば絶景になるという証拠ですね。

マップルに載っている「名も無い展望台」からの景色も良いですが、ほんの少しだけ走ったここの景色の方が私は好きです。

展望台だと道の真ん中じゃないからね。観光バスもちゃっかり通るので意外と知られているようだった。




ここから先はもうすぐ知床半島へアクセス。


途中でオシンコシンの滝に寄りました。





駐車場から滝が見えるし人も多く、絶景って感じはまったくしなかったなぁw





知床横断道路に入る前にお腹が減ったので、道の駅「うとろ・シリエトク」の近くにある、飯屋「一休屋」に入ります。




小さいし見つけにくい店なのに、店内は満席で込んでて驚きました。



そして、絶対食べようと決めていた鮭親子丼!!!



うま―――い!!!^^

イクラ大好きなので、宗谷岬で食べたウニよりこっちのが旨かったw




知床連山が見たかったので、知床五湖展望台へ向かいます。

けっこうな急勾配を越えて到着。



さすが有名な景勝地でした、人がたくさん。

五湖全ての散策は引率が必要で有料なので、無料で歩いていける1湖だけ見に行きました。


駐車場から木造の高架道を歩いていきます。天気良いし、景色良いし、最高の散歩^^


さすが世界遺産、美しいッ・・・!



高架木道は熊対策として電圧線が張ってありました。こんな大自然の中ではむしろ人間が異物だけど。


20分ぐらい歩くのでライダーブーツだと辛いです。だんだん1湖が見えてきます!





散策路を最後まで歩くと、湖に映る壮大な知床連山とご対面!




観光客が多いので雰囲気は楽しめないのが残念。

駐車場に戻ると隣にカブ停まってました。




北海道は急坂が少ないので小排気量でも登れるでしょうけれど、それでも大先輩のカブさんには頭が下がります。

北海道だとカブが異常に多いけど、ほんとよく走れるよなあ。


五湖のあるウトロ方面と根室側の羅臼方面を繋ぐ、知床横断道路へ走りだします。



この途中の道路でキタキツネに遭遇しました!


驚きました・・・私の前を走る大型バスが右に避けたので何かあるとは思いましたが、事故らなくて良かったですね。

宗谷丘陵でエゾジカ、この知床でキタキツネに出会えた。あとは・・・ヒグマか!!!


オーナーも一応人間ですから食べられますよね。

い、嫌だなぁ・・・ていうか一応ってなに?


三毛別事件もあったし、熊も生き物なんだから腹が減ればそりゃ人間だって食べるよね。

遠くからなら見たいけど道で遭遇はしたくない!





知床横断道路は標高を上げると、途中に雪が残ってました。万年雪ってやつかな!?




ホントに夏とは思えないぐらい寒かったです。少しだけグリップヒーター起動しましたw


知床峠に到着したけど、何にも見えなかったorz






峠を越えて羅臼側へどんどん降りていきますが、ウトロ側と違って急カーブの連続。しかもどんどん曇ってきてる気が・・・





羅臼まで降りると、334号から335号に切り替わり、知床半島はお終い。根室海峡に沿って南下しました。





この日の最終目的地、「野付半島」に入ります。めちゃくちゃ細い半島で道の両側が海という道!





何も見えない!!!





見事に真っ白でしたね。

北方領土返還を訴える石碑とかありましたが、そもそも海が見えないので感傷に浸れません。

景色の悪さを諦めるのも北海道ツーリングを楽しむ秘訣だとこのとき理解し始めたなー・・・



またカブ、日本一周中らしい! 使いにくいブルーシートにあえてこだわってるんだろうなあw



少しの間乗り手を待ってみたけど現れませんでした。



とにかく野付半島の先端まで行ってみた。



バイクで行けるのはここまでで、この先も散策路が続いていくようです。

紫のノハナショウブと白い濃霧が神秘的な風景を作り出してました。









見通しは最悪なんだけど風景は良いというか、この一瞬だけは濃霧でも良かったかもな・・・と思ってしまったw



そして宿に行くために半島をUターンする・・・





濃霧でも良かったとか前言撤回! さっき通った時より見えないw 

道のシンプルさも相まって、このまま黄泉の国に続いているような不気味さだったなぁ。



飛ばせませんでしたが、宿には無事に着きました。



宿は半島の根本近くにあるライハ「クレイジーマッハ」・・・カワサキかってツッコミたくなるネーミングセンスですw

管理人さんの奥さん?ぽいお姉さんは親切でしたよ~。


で、泊まるのは俺含めて3人。

ヌシと化してきてる地元の屋根職人のオッサンと、チャリダーで貧乏な食事にこだわる変なオッサン、そして契約社員だけど北海道来ちゃったテヘペロな俺でしたw

寝る前にメシということで、物置兼車庫みたいな小屋で3人で食事を準備しました。

俺はコンビニ弁当、職人オッサンは自炊、チャリダーおっさんは自炊貧乏飯(謎

DSCN0985 - コピー2



見事に変人が揃ったということですね。

アヴェンさんて他人にも容赦無いよね。でもチャリダーのおっさんはもう自分で変人って言ってたけどw



色んな話したけど、職人おっさんは屋根葺きのプロらしくて「近くの資料館の屋根直してる」とか言ってて「1年に4回仕事すれば終わり」という稀有な技術持ってるらしかった。実はすごい人?

「これ食いなよ」って鮭とば(鮭の切り身干したやつ)くれました。塩辛くて旨かったです♪酒が欲しかった~


チャリダーのおっさんはやたらテンション高くておしゃべり好きだった。道内4日目のチャリダーおじ様は紳士だったから反動が大きい。

ガスストーブでご飯炊いて何か混ぜて「高い料理よりもねえ、これぐらいで良いんですよう?」とか自慢げに話してた。


北海道を走るライダーは本州よりも平均年齢が低いですが、いい年した方たちも皆楽しそうですよね。

旅は自由だし役職とか世のしがらみとか気にしなくて良くなるから、オッサンも本音で語り合えて楽しいんだよ、きっとw



けっこう長く話した後、寝るんだけど、チャリダーのおっさんは別の部屋で、職人おっさんは自分と同室。間違っても豪華な部屋なんかじゃないただの和室です。

でもその部屋には大きくて豪華な仏壇があって(ライハの管理人はお坊さんらしい)、トイレはやっぱりぼっとんで木酢液で臭い消すやつでした。

オッサンいわく「女の子が泊まるとき、用足したあとに木酢液どうするか聞いてくるんだけど、何か説明しづらいよねェ」とか、「あのお姉さん、ガード堅いんだよ」とか、誰も聞いてないしw


道内5日目は、愉快なオッサンたちと変な空気に包まれて終わったのでした~。


スポンサーサイト

コメントを投稿する












管理者にだけ表示を許可する