ジャパリパークの旅 [クロスカブで日本一周中]

ひとりの旅人と、擬人化されたバイクたちの、流浪のログ

北海道ツーリング回想記6 『霧中行軍とバイク乗りたちの夜』



北海道内6日目の回想を始めまーす。

何度も言うけど、去年の夏のツーリングですからね、今行ったら死にますよw




安定の早朝起床、準備してると、ライハのお姉さんがトーストとコーヒーいれてくれました。

先にチャリダーのオッサンは出発し、自分も職人のオッサンに見送られて出発。さようならオッサン達ッ・・・!





爽やかな朝でしたが、おじさま方が居るのでもっさりした出発でしたね。

エネルギッシュで元気な出発では無かったなあw というか前日の記事から一体何回「おっさん」って書いてるんだ・・・。




この日もガスってて景色は見えないので、絶景には期待せず、早めに宿に行ってゆっくりしようと考えてました。

よってルートはすごく短め。曇ってなければ色々と巡るんですが、最低限の景勝地を周るルートですね。


大きな地図で見る

野付半島から出て街を通り越して西へ走ります。





そして到着した、有名な絶景スポット「開陽台」がこちら!






地球が丸く見えるんじゃなかったのか―――!?


開陽台展望台から眺める、知床連峰。




国後島。




野付半島。




・・・・






まさか景色が見えないのが辛くて泣きたくなるとは思いもしなかったです、はは・・・。

ずっと天気悪いけどここが1番ヘコみました。まさに精神力が“試される大地”、北海道!




不憫すぎて、さすがの私も慰めてあげたくなりました・・・手が無いので不可能ですけれど。

俺、頑張ったよ・・・自然はやはり残酷だ・・・。


バイク乗りが1台やってきましたが、その人も茫然としてましたw

しかし落ち込んでいても状況は変わらないので、次の目的地「神の子池」を目指して気力を奮い立たせます。





池へ行くには開陽台のある道道150から1115へ曲がり、少しわかりにくい林道へ入って走らなければいけません。

大型フルカウルでここを走るのは辛そうなのでニーハンで良かった!




駐車して歩くと、池が見えてきます。水がすごい綺麗だけど意外と地味?とこの時点では思ってました。








しかし、さらに奥まで歩くと見えてきた、神の子池。








ふわぁ・・・、と見た瞬間に溜め息が漏れるほどの美しさでしたw

美瑛近くにあった青い池は人工の結果ですが、こっちは完全100%自然によるもの。木々の緑と水の翠の合作。

3枚目の写真は空の青色が水面に映ってますね。

水面に触れてはいけないような神秘性と触れたら壊れてしまいそうな儚さがある。もし神様がいたら触れるのが恐れ多いというかそんな感じ。



この池は地下水が水源となっているので、流れ出る小川はあっても流入する川は地表には存在しないそうです。

水深は5mで、透明度も5mなので、池の底までクリアに見えていることになりますね。

名前の通り、本当に神様が生み出した池だよね~。

しばらく天気に恵まれなかったけど、これを見て精神力回復しましたw


池にはオショロコマという魚がいました。こんな綺麗な池で泳げるなんて幸せもんだな~お前。





オショロコマは水温に敏感な魚で、絶滅危惧種Ⅱ類に属しますし、ここは閉ざされた河川ですけれどね。


さて、ちょっとコレを出しておきましょうか。 HPゲージ■■■■■■■■■■

そう考えると、綺麗な家だけど自由では無いのか、魚も大変だね。何そのHPゲージって・・・。


綺麗なもん見れて元気になったので、摩周湖をぐるっと回るルートに移行します。







まずは裏摩周湖の展望台。駐車場がもうすでにホワイトアウト。






もう結果はわかってるんだ、でも俺は希望を捨てな(ry





HPゲージ■■□□□□□□□□

オーナーに800のダメージ。

メディーーーック!!!



神の子池で回復した精神力も水の泡ですw

絶景と視界ゼロの差が激しすぎるよ北海道。「霧の摩周湖」とはよく言ったものだなぁ。





裏が駄目なら表だ、ということで一旦摩周湖から離れて摩周湖第一展望台へ向かいました。


途中のモアン山の付近で「牛」を発見。



小山の斜面に「牛」って書いてありますw牛がどうしたんだよと言いたいw










あっさりと摩周湖第一展望台に到着。眺めは悪い。








やっぱり綺麗には見えなかったけど、断崖の小島「カムイシュ島」は見える。



摩周湖は世界2位の透明度を誇るカルデラ湖だそうです。

神秘性と環境保全のため、カルデラ内壁内への立ち入りは研究者であっても厳しく制限されてるようですよ。

中国からの大気汚染とかあるから、厳しすぎるぐらい守って良いと思うね。

実は学芸員資格持ってるので、世界遺産保全の分野もかじったから、ちょっとはわかるよ。





摩周湖から西へ降りていくと、すぐに屈斜路湖沿いを走れます。

この辺りは道北よりずっと街に近いせいか、バイク乗りをたくさん見たねえ。




通り過ぎた屈斜路湖キャンプ場。こういう賑やかなキャンプは好きじゃないし、たまに雨がぽつぽつ降ってたのでこの日もライハに泊まることにしました。





ライハに泊まると決めたものの、時間が有り余ってるので、前日にシャワーも風呂も入れなかったし、温泉を探しました。


かなりわかりにくい場所に面白い温泉が! 屈斜路湖半の「池の湯温泉」です。無料ですよ!









屈斜路湖と直に繋がってるので湖にいつでも出れますw 着替えるのは右にある小屋(扉など無い)で!




あの・・・私には温泉ではなくて、ただの池にしか見えないのですが。

まさにそうだとも。わかりやすく例えるなら「生暖かい池」だよ。


囲いも何も無いしぬるくて体も洗えないし底がヌメヌメするし藻がいっぱい浮いてた!でも温泉なの(白目

あと、意外と人が来ますw


ほら!こんな感じで解放感だけは素晴らしい!







わかりました、つまり・・・死刑になりたいと。

弁明するけど普段はこんなことしませんよ!?

北海道の自由な空気にあてられたというか、それに後ろ向きだし自主規制したし、天気悪くてストレス溜まってたし、水曜どうでしょうみたいな気分になってですね・・・



すんません。





で、まだ夕方でしたが早めに宿でゆっくりする為に、ライハ「ぽんと」さんにお邪魔しました。

湖畔道路沿いにあるし建物もわかりやすいです。公式サイト



レストラン兼業らしく、入るとお洒落でお客さんも居て、汽車や仏壇の和室に泊まってきた俺にとっては眩しすぎたっ。

奥さんと二人で切り盛りしてるらしく、管理人さんは年配の物静かなシェフでした。

北海道で慣れた受付とライハの使い方のレクチャーを受ける間、メシのことしか頭にありませんでしたw



昼を食べてなくて腹ペコだったので、すぐに「鹿肉のエスカロップ」をオーダー!




言わなくてもわかるでしょ、ぅんまいです(゚∀゚)


甘いバターライスの上に、特製デミグラスソースを掛けた鹿肉のソテー。売り切れになることもあるようですよ!


すでにライダーが何人かいて、彼らとちょっと雑談しました。同世代が多かったので夜の雑談が楽しみになりました。





さっきの温泉というか池では藻が浮いてるため綺麗にならなかった(むしろ心が汚れた)ので、暗くなる前にしっかりした温泉に入るべく、荷は部屋においてまた走り出しました。


第一候補、和琴温泉。屈斜路湖の中の和琴半島という小さな半島にあります、が。





通行人から丸見えなので却下! さっきの池の湯のが汚いけどまだ隠れてたw




すぐ近くにキャンプ場がありました。晴れてたら野宿したかったなァ・・・







同じ和琴半島にある温泉をマップルで探して、『三香温泉』に決定!

入浴料はいくらか忘れたけどまぁ安いです。公式サイト


これが脱衣所。冬でも温泉に来る人のためにストーブがありました。薪ストーブなんて珍しいです。





そして温泉内。桶や石鹸が置いてあるしっかりした温泉で、池とは次元が違ったw

源泉かけ流しで、湯の厚さが2段階に分けられていました。



誰も居なかったので、熱々の湯にゆっくりと浸かることができました(*´ω`)




温泉からあがって駐車場に戻ったら雨が降りだしたんだけどねっ(血涙


私を木の下に停めたので、湯冷めが最低限で済んだのがせめてもの救いでしょうか。

小さなことだけど、細かい工夫や気配りをするのが長距離ツーの基本だと、北の大地は教えてくれるぜ・・・。



ライハに戻るとライダーが若干増えてました。

さっき食べたエスカロップがあまりに旨かったので今度は豚肉のエスカロップを食しました。

で、旅人たちと雑談のターン!


この日は若いライダーが多くて賑やかだったしすごく楽しかった^^ 




せっかくなので写真の右から順に紹介してみる。

・エロい大学生君
 混浴の温泉を皆に聞いては「行ってみます!」を連呼してたw

・引退組のPCおっちゃん
 PCで旅の記録してるようでした。超ヒゲ。

・佐川急便シャツぽいおっさん
 アヴェンさんに貼ってあるステッカーを目ざとく見つけ、「ゴッドイーター好きなんだね」と聞いてくれた!

・同世代の連泊くん
 自衛隊に入りたかったとか何とか。北海道慣れしてた。

・同世代のリア充君(下)
 ハーレーのタンク容量が少ないために燃料携行缶を積んでいて、「俺、事故ったら爆発するんだ」と言ってた真のリア充。

・リア充君の友人(上)
 「こいつ(リア充君)のバイク、燃料計壊れてて『今何km走った?今何km走った?』ってうるさいんですよw」と笑ってた。

・俺
 アニオタなのに何故かこの中に溶け込んでるのがシュールw

・唯一の旅チャリダー兄さん
 何と!ツーリングトレインで「駅長室」に泊まっていたらしくアヴェンさんを覚えていて「ツーリングトレインに泊まってませんでした?」で発覚。偶然その2!


北海道ではバイク乗りだけではなく自転車や徒歩などの旅人もみんな仲間ですよね。

個性溢れるメンバーで、バイク乗り特有の話題やネタが満載だったようで何よりです。

話題には事欠かなかったなぁ。

あそこは見た?ここは見た?どんなルート?といったお決まりの話題に始まり。

郵便カブにもヤエーv(・∀・)yaeh!(バイク乗りにピースサイン等すること)しちゃうよね、とか、色んなヤエー技あるよ!とか。

チャリダーにもヤエーしてるけど嬉しい? すぐに通り過ぎちゃうけど応援嬉しいですよ!とか。

夜で雨の中、あとから到着したカタナ乗りの同世代君を皆で労ったりとか。



旅人たちの空間は本当に心地良かった~。



たくさん話し、明日も早いので、最後に写真を撮って、各自部屋に戻った。

当然ドミトリーで、同室はチャリダー兄さんでした。ツーリングトレインの客車のほうはどうだったか気になっていたようで、少し雑談した後に就寝。




この日の景色の絶望感と言ったらなかったですが、1日の締めくくりが楽しい時間で終わると、その日の全てが良かったように思えるので不思議です。

今まで泊まった宿は俺ともう一人だけかライダー以外でしたが、この夜は初めて、「自分と同じように辛い思いしたり綺麗な景色の中を走る旅人はたくさん居るんだ」と実感できたよ。



景色は最悪、出会いは最高の、道内6日目でした!


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Re: タイトルなし
本当に残念でした・・・だから今年また北海道行く計画してますw
[ 2014/03/06 17:26 ] [ 編集 ]
霧すごかったんですねw
せっかくの大自然なのに残念でしたね><
[ 2014/03/04 21:49 ] [ 編集 ]
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