WandeR:Automata [クロスカブ日本一周準備中]

ひとりの旅人と、擬人化されたバイクたちの、流浪のログ

北海道ツーリング回想記9 『アイヌ』



バイク預けてて連休でやること無いから記事が進む進む・・・orz

道内9日目の回想、始めます。




この日も朝5時過ぎに起床。

ライハ「ふくだめろん」はこれまでの少人数ドミトリーと違って、大部屋に入れるだけ入って寝る感じなので、起きると何人かが既にごそごそしてました。

『エンジンをかけるのは7時以降』が一般的マナーですが(家屋の無い所まで押しても良いけど)、この日は準備を終えても時間が余りました。


整備君は屈斜路湖に行くらしく、往く方角が違う為、名残惜しいけれどここでお別れ。



ツーリング計画ではトラブル発生を前提にしていたので、ここ富良野付近でツーリングは終了し、港に戻るはずでした。

しかし雨に降られまくったとは言えトラブルは無かったので、2日分の空きが出来てしまい、この日からはノープラン。

北も東も行ったから西に行ってみよう、という単純な考えで、目的地は支笏湖に設定しました。


より大きな地図で 日本列島走破地図 を表示


計画の段階で少し余裕を取りすぎましたね。雨が億劫で長距離を走れなかったのも良くありませんでした。

初の北海道だったから慎重になりすぎたねー。


とにかくルートを決めたあとは、まずはふくだめろんの近くにある『ファーム富田』へ。








ラベンダーだけでなく、様々な花が咲いていて、華やかですね。

この農場は100年ほど前に開墾され、ラベンダー栽培の功労者としてフランスに認められたこともあるそうです。

有名な農場だけあってすごい歴史だね。花を愛でるならここで事足りるんじゃないかな。

おふくろのためにドライフラワー買って郵送しておきました。



従業員用の原付もラベンダー仕様だった!



花にそこまで興味も無いので早々に農場を出発。




数日前に通った道を南下して、前は停まらなかったアイヌ文化博物館へ。



と言ってもアイヌの歴史が知りたかったわけではなく、アイヌ工芸のお土産が欲しかっただけなので、すぐ横の工芸展で物色。




アイヌ紋様のスカーフをゲット!

自分のハンドルネームでもある「フクロウ(Owl)」が、アイヌでは信仰の対象になってるのは奇遇だったけど、良いものが買えました^^





アイヌではフクロウは知恵の神とされ、伝承ではフクロウが神々誕生のきっかけになることが多いそうです。

それなのにオーナーはこんなヒトですからね、神様に申し訳が立ちません!

悪かったね、こんなんで。


話変わるけど、お土産買ってる時にバイク乗りのおっさんがやってきたので話しかけてみると、やたらフレンドリーで明るかった。




通報していいですか。

いろいろ飛躍しすぎじゃない?!

確かに変なポーズして謎の笑みでカメラ目線すぎてメタボだけど・・・おっさんに罪は無い!



話を聞くと、小樽に新しく出来たライダーハウスの管理人と仲が良いらしく「○○(オッサンの名)って言ってもらえばわかるから!」とか「宣伝してくれる?」とか矢継ぎ早に話された。



ちょっとあそこまでテンション高いオッサンは人生で初めて見たなあw



マスツーしたら何処に連れていかれるかわからないので、おっさんと分かれて、すぐ近くの別の工芸展へw




さっきは自分用のお土産を買ったので、ここでは妹と弟のために店のおばちゃんと相談しつつストラップを買いました。


すると、店のおばちゃんが「紅茶でも飲んでいきませんか?」と言うので、お邪魔させてもらうことに。

店の奥は工芸職人の仕事場でした。すごい所に招待されてしまった・・・!






紅茶でまったりしながら話を聞くと、おばちゃんはこの店の工芸品を作ってる旦那さんの奥さんで、今は息子も自立して遠くで暮らしてるらしかった。

今は旦那さんも仕事で出ていて退屈らしい。

本州の百貨店に売りに出張することもあるとか、この辺りも祭りになると賑やかになるとか、色々話をしたなぁ。


というか見ず知らずの旅人をこんなプライベートな空間に入れて良いんだろうかと慄いてたから、あまり話おぼえてないw


人があまり来なくて寂しいのでしょうね。招待された時のオーナーはちょっと挙動不審でしたが。

北海道で出会う人は、素でサービスしてくるから、こっちがビビることが多いんだよねー。


ともあれ、紅茶をごちそうになり、店を出ました。何だかんだで良いおばちゃんだった。



駐車場に停めてあるついでに昼ごはんも食べようと、道路を挟んだ反対側にあるアイヌ料理店へ。




献立の一番右にあるコタンラーメンを注文。





ラーメンを待つ間、店のおばちゃんが「トマト、食べるかい?」と言うのでもらいました。だから素でサービスは驚くってw






そして来ましたコタンラーメン!コタンってのはアイヌ語で「集落」って意味だったかな。



ギョウジャニンニクの香りが食欲をそそるし鹿肉も柔らかくて、とてもうまい!


アイヌ語では「キトピロ」と呼ばれるギョウジャニンニクは、修験道の行者が食べると滋養がつきすぎて修行にならないと言われた故の命名らしいです。

鹿肉は鉄分が多く低脂肪なので、非常に健康的なラーメンと言えますが、味はどうでしたか。

アイヌ料理では無いけど、美味しければ良し!

とか思ってたら「良かったらどうぞ?」とご飯が追加されましたw



ただの白米じゃないのはわかるけど何の雑穀だろ?と思いつつもとにかく食った!


「いなきび」というキビの一種で、北海道ではジンギスカンと一緒によく食べる雑穀ご飯らしいですよ。

もっちりしているのが特徴だそうです。

おいしかったけど、ラーメンの量がちょっと多かったかなw



腹八分目を軽く超える量をおさめたあと、数日前に通った道を戻って苫小牧港も通り過ぎ、R276から支笏湖へ。


支笏湖はカルデラ湖だけど、スケールの大きい摩周湖を見た後なので、感動はしなかったなあ。

泊まる宿は日本初のユースホステルである「支笏湖ユースホステル」。





こっちが泊まれる別館。




1950年、昭和35年に建てられたものですが、老朽化が進み、現在は別館での利用になっていましたね。

あの三角屋根に泊まりたかったけど仕方ない。

ユースホステル業界も経営が厳しいから、泊まれるだけでも助かるというものです。



ひとまず受付だけ済ませ、支笏湖の外周を走りました。




この日は雨は降らなかったけど晴れることはなくてやっぱり残念。


支笏湖の近くにある北海道三大秘湖の一つ「オコタンペ湖」も、落石のせいで見に行くことはできず・・・。




仕方ないので支笏湖外周を走ったり、停まってv(・∀・)yaeh!したり、話したり。









今思うとちょっと遠くまで脚を伸ばせば良かった。

さすがに9日目にもなると気づかない疲労が溜まって走る気力が起きなかったのもかも。





コンビニでご飯買ってユスホに帰還。ライダーがもう一人いるようでしたが、ドミトリーではないのでとても暇でしたw









↑の女性用の流し場というか洗濯スペースだったと入ってから気づきましたw


相変わらず、よく平気でそんなこと言えますよね。

誰もいないからホントにわからなかったw 男性用は部屋の反対側の遠い所にあったんだよ。


とにかく時間だけはあったから洗濯したり、風呂入ったり、かなり久しぶりにテレビ見たり、明日の予定考えたりしてたなァ。

あと、1週間ぶりのお布団の破壊力はすごかったw




にしても、やっぱり1日の最後が旅人と話しながら終わらないと、なんだか寂しかったな。



この時点で北海道に居られるのは残り2日。旅の終わりが近づくのを寂しく思いながら、眠りについたのでした。


実質、丸1日走れるのはこの翌日のみで、11日目はフェリーに乗らねばなりません。

北海道ツーリング回想記、だんだんと終わりが見えてきました。もうしばらくお付き合い下さいませ。

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[ 2014/03/12 19:05 ] ツーリング 北海道 | TB(-) | CM(0)
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