ジャパリパークの旅 [クロスカブで日本一周・完]

ひとりの旅人が、擬人化したバイクや獣達と綴る、流浪の記録

北海道ツーリング回想記10 『最後の晩餐は湖で』



北海道10日目の回想です。ついにツーリング最終日の前日!


ユスホなので快適に起床。洗面台もトイレも近いので楽々です。

この日のルートはすでに昨日決めてあり、雨も降らなそうなので予定通りに走ることにしました。


ここ支笏湖から西へ走り、羊蹄山の湧水をゲットし、洞爺湖でキャンプ、が行程です。


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雨ばかりで全然キャンプできませんでしたから最後ぐらいキャンプしたかったんですね。思えば野営は上陸初日だけでした。

せっかくの北海道で風邪ひきたくないゆえの安全策だったけど、この日は道内最後なので多少の雨なら野営を決意してたよ。



とにかくまずはユスホで朝食。昨日のうちにユスホで摂ると予約しておいたので、7時に食堂へ。

管理人のおばちゃんの知り合いらしい手伝いのオッサンと、少し年上の兄さんと3人での朝食になりました。

パンとかサラダとか、久しぶりに一般的でちゃんとした食事だった気がするw


兄さんは鉄道が好きで、学生の頃に北海道を車でまわったことがあるらしく、バイク旅への理解もありました。

オッサンは若くてバイクに乗れることを羨ましがってたなぁ。

朝食が終わったあと、3人で記念写真をお願いして撮ってもらいました。





ついでに旧館の中を覗いてみた。たくさんの旅人がここを訪れて色んなロマンがあったんだろうね~。

夢の跡か・・・(恥




道内走り回れるのはこの日がラスト、気合を入れて出発!

まずは羊蹄山の麓を目指してR276を西へ。




出発したのも束の間、すぐ近くの道の駅「フォーレスト276大滝」で、休憩。

世界最大級ログハウスの道の駅らしいけど、あまり感動も無く、隣の「きのこ王国」へ。




中はやけに暗い? 不審に思ったらどっかが停電してるらしく、券売機も止まってて食券が買えず、オーダーができない状態w





でも、きのこ汁だけは現金でOKだったので、きのこ汁だけすすりましたw




停電した道の駅なんて初めて見ましたね。途中のトンネルでも照明が点かないので規制されてましたし。

普段はあまり考えないけど、券売機が主流だから停電だと営業できないし、照明が無いとトンネルも暗闇になってしまうんだよね。

東日本大震災で電気の大切さが身に染みたのを思い出したよ。




道の駅敷地内には「湧水 ホロホロの恵み」なんてのがあった。ホロホロ・・・シャーマンキング思い出した人は同世代w






あと、ドッグランの横には何故か恐竜のオブジェが。





きのこ、アイヌ、ドッグラン、恐竜・・・色々混ざりすぎてわけがわかりません!

少し昔の、過剰開発と観光客誘致の負の遺産という感じでしょうか。

何も考えずに開発しすぎだよねー、少し前の日本って。



道の駅からもっと西へ行くと羊蹄山の麓に着きます。

目当ての湧水がゲットできる「ふきだし公園」へ。



めっちゃ賑わってる!w




何だか、湧水という神秘的イメージとはかけ離れた光景でしたね。

むしろ、人間の業を垣間見ているような印象さえします。

真面目なアヴェンさんらしい視点だなあ。

中世RPGゲームで「聖水が湧いておるぞ!持ってけ持ってけ!」って愚民が騒いでるイベントみたいな感じかな?



観光客じゃなくて業者なのかポリタンクに汲んで台車で大量に運んでいくオッサンもいるし、かなり想像と違ったなー。

何となく、流しそうめんを想像しちゃったw



神様はいるし、名水として認定もされてるし、人が多いのは納得がいくけど。








しっかり、俺も汲んでおいた!









なぜ私に水をかけたのか聞いてもよろしいですか。

スクリーンが埃や虫で汚れてて洗車したいなぁ、と。

名水で洗車するというのは有り難いような罰当たりなような、判断しづらいですよ!

防御力と運が10ぐらいUPするかもよ?




公園の隣りに道の駅があったので、ついでに昼ごはん。

さっき流しそうめんって言ったけど、本当にそうめんがありました!






汲んだ名水で茹でたみたいだけど普通のそうめんとの違いがわからんw


これで湧水も入手したので、あとは目的地である洞爺湖へ南下するだけ。


洞爺湖の外周にはたくさんのキャンプ場があってどれにしようか考えてたら、湖を一周してた。


洞爺湖もカルデラ湖ですが、周囲長は50kmしかありませんから一周するのは簡単でしたね。

温泉地としても有名ですし、湖なので水の氾濫や潮風もありませんし、野営地としては良いロケーションです。

その分、人は多かったけどねー。


泊まることにしたのは、「とうや中央公園・小公園」。

観光地だから旅人よりも家族連れが多くて、孤独で渋い野営はできないけど、サイトは広いから好きな場所選べました。






なるべくテントが少なくてかつ湖に近い場所に幕営完了! 曇ってるけど、この景色はキャンプしがいがありますよ。




明日の朝、テントから出た途端にこの景色が広がる心地良さを想像してしまう!




設営中に雨がポツポツ降ってきて、降られる前に写真を!と思って設営途中で撮ったので張り綱とかいい加減になってますねw

受付とかは無く、幕営してあるテントを係員が歩いて回って、キャンパーから徴収するというもの。支払うとテントに徴収済みの紙をくっつけてくれる。

虫はいないし芝生だしで、ファミキャンが多い以外は快適だと思います。


サイトにバイクの乗り入れはできないのが残念でしたね。

テントの横に停まるのが一番安心で、写真も雰囲気が出ますもの。

林間と違ってしっかり整備されたサイトだから乗り入れできなさそうだとは思ってたけど残念。

バイクとテントの往復も面倒だしね。


サイトをうろうろしたけど、芝生じゃない砂地に幕営してもいいみたい。




北海道来る前は何も調べてなかったキャンプ場だったけど、なかなか良い所に当たって良かった。






同じく湖のほとりにある、屈斜路湖のキャンプ場は調べてらしたのに野営できなかったので、ここで挽回できましたね。

洞爺湖の真ん中にある島は中島と言って、その最高峰はトーノシケヌプリと言うそうですよ。

あの島でもキャンプできたら面白そうなのにね。


幕営が完了したら、夕飯の準備です。実を言うとセイコーマートでちょっと間食したけど(苦笑




今まで野営食を食べたことが無かったので、北海道に来る前にモンベルでこんなの買って積んできました。



もう北海道の大地で寝るのはこの日が最後だったので、荷物減らすためにもこれを食べることに。




作り方はお湯を入れて密封しておくだけなので簡単!さすが保存食です。使う水はさっき羊蹄山で汲んだ湧水です!





出来上がりはこんな感じで、まぁ、味は普通の粥でした。当たり前かw





湯を沸かしてる間に隣のテントから「花火っていつ?」と話してるのが聞こえてきて耳を澄ませていると、どうやら今夜、対岸で花火大会が行われるらしい!


夏は北海道でもあちこちで祭りが行われますが、ちょうどこの日なんて運が良かったですね。

これでやたらキャンパーが多いのも納得がいった!



曇ってるし花火が見えるかどうかはわからなかったけど、コーヒーを沸かしつつ、まったり待つ。






対岸の夜景、と言えば響きは良いけど、遠くて小さいなあw





やっと花火大会が始まった!けど・・・






遠すぎて迫力も何も無いではありませんか!

ぐぬぬ・・・ここまで小さいとは思わなかった~。

「ドドーン!」というより「・・・ポンッ」って感じw



周りの家族キャンパーも残念がってたけど、10kmぐらい離れてるんだから、考えればわかることだったよ!



何だかグダグダになってしまったけど、これが北海道ツーリング最後の寝床になったのでした。




シュラフに潜り込むとどうしても、明日で北海道を離れることを考えてしまって、まだまだ走りたい!と寂しくなった。

今こうやって記事を書いてても、あの寂しさはよく覚えてる。

信号の無い道をひたすら走るのも、広大な景色を一人占めするのも、旨いものをたらふく食うのも、宿で色んな旅人と出会って話すのも、
明日で最後…ッ!




次回、北海道ツーリング回想記、クライマックスに突入です!


回想は、フェリーで北海道を離れるところまでになるでしょうか。

オーナーの、雨に降られながらもたくさんの出会いを経て駆け抜けた、この旅の記録、もうしばらくお付き合い下さいませ。
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